2011年12月23日金曜日

2011年12月17日土曜日

雪と月  2011.12.10 - 11

 山行きの調整がついたこの日が皆既月食当日だと知ったのは直前だった。週末休みの自分にとってはまたとない機会なのでテンションが一気に高まった。
 装備リストから必要なアイテムをピックアップし重量計算しながら慎重にパッキングする。
 行き先はいつもの低山だが、今回は終着駅からバスは使わず駅から歩きとおすことにした。バスに乗り込む時の人間模様にいい加減嫌気が差した。出発間際に来てバスに乗れないと悪態ついたり、皆並んでいるのに違う列をつくってこっちが正しいと言い張ったり、何食わぬ顔で割り込んでいくし・・・。今回はこれっぽっちも我慢する気はない。終着駅に到着してそんな人間模様が繰り広げられるであろう人ごみを抜けて準備運動がてら登山口へ足早に向う。

 40分程して登山口に到着。おにぎり1個食べながらストレッチをし気持ちを山モードに切り替える。後続の男性登山者1人とお互いの行き先を話しして見送る。30分ここで時間を費やし入山する。

 入山して早々、雪を被った木々が現れすぐにトレイルは雪道となった。
 落葉した木々、青空、澄んだ日差し、雪。こんな時間がずっと続けばいいのに・・・。度々直面する急登も苦しいことには変わりは無いのだが、甲斐のある苦しみで疲労が充実感として蓄積していく。

 開けた場所に出た。今日の歩きも終盤だ。この低木のトンネルを抜けた先の木々の中に眠るとしよう。 

 mont-bell Light Zelt 。木に張り綱を結束し設営する。たまにはこういう張り方もしておいた方がいいだろう。山と一体感があっていいカンジ。
 身の回りの整理をしながら夕陽が沈むのを待つ。じきに夜の到来だ。皆既月食の時間まで仮眠しよう。
 目が覚めるとzelt内は暗い。月は雲に隠れてしまったのかと思い外に出てみると天頂に橙満月。すっかり寝坊でした。しかし一番のお目当ての橙満月が見れて嬉しかった。写真はうまく撮れなかったけど・・・。その後は満ちていく過程を40分位眺めてました。SHMWのSky High Full Down Bootiesを履いていたので雪の上にいたけど全然寒くなかった。

 2日目。
 昨日は尾根から外れた巻き道を上がってきたけど今日は尾根伝いに駅までくだります。
 見晴らしが良いところ。遠くに海が輝いている。日常では味わえないロケーションなのでそういった意味では嫌いじゃないけどすぐ飽きるよね。特に下のような光景を目にすると・・・。
 山のてっぺんから興醒め風景。テンション下がるので樹林帯へ逃げます。

 やっぱり木々に囲まれている方が幸せだ。
 のんびり帰途につきます。
東山魁夷みたい。



詳しい歩程ともっと画像を見たい方はこちらへどうぞ → SUGISIの軌跡