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2013年7月6日土曜日

勅使川原三郎 ドドと気違いたち 2013.06.27


2013年6月27(木) 20:00 開演
劇場:東京・両国 シアターX

今や恒例?となったシアターXでの公演。
毎回平日なので、うまく仕事を切り上げるのがしんどいです。

ブルーノ・シュルツは残念ながら存じ上げませんが、「劇的接近」という点に着目させて頂いてます。

今回は演劇と現代舞踏がうまくMIXした表現が一定の完成をみたように思えます。
と同時に、前回までの公演が「劇的接近」という捉え方で演劇的に寄りすぎていたとも思えました。

短編からのヒントということで、すでに言葉で物語が出来上がっているものを現代舞踏の動きに落とし込む作業。イメージを具体化するのではなく、物語の動きをその世界観を壊さずイメージ化した形で目に見えるものにする。

ただ演劇的な動きでは単に演劇っぽくしただけにすぎない。
本筋は具体化するところにあるわけではなく、世界観・雰囲気・質感を連想させる様なものを形にするところにある。

その手段が照明であり、小道具であり衣装そして勅使川原三郎である。

今回は短い公演時間ではあったが、その手段がうまくまとまった公演になったと感じた。


話は変わってというか、公演後の続き・・・

帰宅のバスでいつもの停留所では降りず終点まで行く。

蛍の時期だ。今年はすでに何匹か確認されたらしいので試しに来てみた。
暗さに順応していない目でよくよくみると、フワフワ1匹飛んでいました。
私は子供の時以来の蛍。嫁さんは生まれて初めての蛍。
嫁さんは手に止まったり飛んだりする蛍をみて感動していました。

夏のはじまりの静かな夜でした。













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