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2014年12月18日木曜日

MANSAI ボレロ/転生  2014.12.17

世田谷パブリックシアターの公演をテレビで見た衝撃が忘れられず 
東京都現代美術館での公演を嗅ぎ付け 
待ちに待ったこの日 
平日なので19時の公演に行ってきた 
必死に仕事場を定時に退勤 
小走りに最寄りの駅へ 
錦糸町からタクシーで18時過ぎに到着 
先に来ていた嫁さんと合流
整理券じゃなくて先着順になったらしい 
かなり後方に並ぶ 
ケネディ駐日大使も来場
慣れていないの何なのか
開場時間より20分近く待たされ延べ40分位立ち放し
ちょっと呆れる
開場され通される
特設舞台を見下ろすように客席がセットされ 
上段真ん中寄りを確保 
とても狭い 
これじゃ開演まで待っていられないな
でも 開場の雰囲気は神聖な感じがして とてもよい 

萬斎が登場し 床に映像が映し出され なおかつ 萬斎の動きに連動する
床を足で打つと波紋が広がる 
パンフによると 「冥界からこの世界に訪れたまれびと(来訪者)が 現世に生命と色彩と与え 
次なる世界に転生してゆく」というコンセプトとのこと 
セットのシンプルさと始まりのクリアーな演出に気持ちが入っていく

萬斎の演技はキレキレで素晴らしい ライブで見られてよかった 
ただ 演出がちょっと コンセプトの「生命と色彩を与えて…」というのを 
そのまま 現世の地図をそのままの映像で使ってしまったのは 
安易で萬斎の演技をチープにしてしまった これは非常に残念 
萬斎の演技から感じる世界観と 見た目の映像が マッチしない 
これでは 萬斎は演じているだけ 映像は流れているだけ でしかない
結果的に期待していたものと程遠い印象で終わってしまった 
あ~あ やっちゃったなぁ~ ってカンジです 

お互いの歩み寄りが少ないのがバレバレです 元々やっつけみたいだったのかなぁ? 
ポストパフォーマンストークもまた然り